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ショコラ

むかーしむかしのフランスの小さな村の人々が、
古い因習から解放されて、新しいものを受け入れて変わっていくお話。
出てくる人々の心の有り様が、おもしろく描かれていました。

古いものに囚われて新しいものを受け入れられない人、
新しいものを受け入れまいとして頑なに自分の心を見まいとする人、
受け入れようとして揺れる自分を、何かで必死にバランスとる人、
古い殻を自分で思い切って破って、変わる人。
そしてそんな人達を眺める、揺るがない強い心を持った人 etc...。

最後はみんな新しいもの、新しいことを受け入れて変わって
ハッピーエンドなんだけどね。


『ギルバート・グレイプ』と『サイダーハウス・ルール』が
同じ監督(ラッセ・ハルストロム)の作品なんだけど
この2つも、そういえば人々が古い何かから解放されていく話でした。


「受容」と「変化」を描く作品は奥深いものが多いですね。
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ブロークバック・マウンテン

『ブロークバック・マウンテン』を観てきました。

愛し合いながらも一緒になれず、お互いを想いながら、
それぞれ別の生活を送っていった男性たちの話。
同性愛にまだまだ偏見のあった時代のことです。

映画は、ふたりが一緒に過ごした時間と、その後、想いを封印して、
それぞれ家族を作り生活していく様子が淡々と綴られていくんだけど
その間なんと20年。想いを抱えて生きていくにはあまりに長すぎる時間。
愛しているのが男性であるがために、心の中にしまいこむしかない想い。
目の前には奥さんと子ども達がいる普通の毎日・・現実が、ある。


現実をこう淡々と描かれると、逆に、彼らの抱える葛藤や
やり切れなさ、孤独感が浮き彫りになるからたまらない。
「あの頃」にはもう戻れなくて、「今」を生きていくしかない。

たぶん「老い」もテーマなのかなぁ・・。
「戻りたい時間」や「戻りたい場所」は誰にでもあって・・
でも人はみんな、時間の経過と共に、今を受け入れて生きていく。
人が一生かけて向き合っていかなくちゃないことです。


見終わったあと、なんかどんよりしてしまう感じだったけど
それでももう一度、みてみたいかな。

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