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マディソン郡の橋

もう何回目かな、これ観るの。
絵も美しいし、ドアノブのシーンは相変わらず泣ける。

この話、もちろん「4日間の美しい思い出」のことなんだけれど
冷静に考えてみると、主人公フランチェスカの娘たちが
残された手紙や日記を紐解かなければ、この4日間は誰の目にもとまらず
永遠に葬り去られるものだったってこと。
第三者に知られたからこそ、初めて意味を持った。


周囲に知られてはいけない密かな関係。
誰にも知られずに守ることができたとしても
それはつまり、終わってしまったら何も残らないことを意味する。
一緒に過ごした、愛し合った証はきれいさっぱり、どこにも残らない。


想い出は、自分たちの心の中に残っていればいい?


それはきっと、理想論かな。


だって、一緒に過ごした時間は確かに存在するのに
それが跡形もなく消えてしまうなんて、たまんないもん。
せめてなにか、目に見える証があったならどんなにか楽になれるだろう。
だからフランチェスカはロバートにネックレスをあげた。


たぶん、フランチェスカは全てを胸に秘めて逝くこともできたはずだけど
やっぱり誰かに知っておいてほしかったから手紙と日記を残した。
それに、ロバートが写真家だったのも意味深い。


ずーっとしまってきたかけがえのない幸せな時間を
誰かに知ってもらえて、夢を叶えてもらえて。
ひょっとしたらこの話はハッピーエンドと言えるのかもしれないな。
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