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聖域

世の中、ショパンで湧いてますね
モーツァルトの時もそうだったけど、イベント事となると途端に
メディアも世の中も便乗して騒いじゃうのって、ちょっとうんざりかも。

といいつつ・・私も今日だけ便乗


小曽根さんが先月出した、ショパンのアルバムの話です。
実は珍しく、聴いてて複雑な想いに駆られてしまって
ショパンのことを私も改めて考えさせられました。。
(参考までにアルバムの中身はオールショパン。
 マズルカ・前奏曲・エチュード・ワルツ・ノクターン・・
 エチュード1曲はジャズじゃなく、まんま弾いてる



音楽にはたくさんのジャンルがあるけど、
突き詰めれば理論的にジャンルの垣根はないよね(と私は感じる)。
どんな時代の音楽も、廻り回ってバッハに還るよね、みたいな感じ。
廻り回ってるというか・・紙一重というか・・。

でも。
垣根はないけど・・「聖域」はやっぱりあるんだなぁって
今回のアルバムを聴いて、つくづく思いました。

優れた音楽はどんなアレンジにも耐え得る、どう化けても活きるはずだけど
不思議とショパンは、ショパンでしかあり得ない・・
何度も何度もそう感じてしまった。
誰にも、何ものにも、変えられてはいけない美しさ。
その響きがコード処理されてしまうことにすごく抵抗を感じました。


アルバムの善し悪しが問題じゃないんです、もちろん。
ショパンって基本、コードの作りはジャズには向いてると思うし
小曽根さんのアレンジだって、唸るようなものがたくさんあった。
けど・・秀逸なアレンジでさえも超えられない“何か”が
ショパンにはあるんだよね、たぶん。


昨夜、ピアニストの小山実稚恵さんが言ってたんだけど
普通、ピアノ曲って弾いてると他の楽器の音や声が自然と鳴って
聞こえてくるものだけど、ショパンの音楽は他の音が聞こえてこない、
本当にピアノの音しか鳴っていない・・そこが特別だと。
その言葉がなんか妙にしっくりきました。

このアルバム、クラシックもジャズもどちらも普通にやっちゃう人たちに
ぜひ、聴いてもらいたいです。
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